近代日本酒造業史

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ミネルヴァ書房, Mar 30, 1999 - Reference - 453 pages
長い発展の歴史を持つ清酒醸造業の果たした社会経済的な役割と意義は大きい。本書では、明治初年から大正期までの時期を台頭・成立・確立・再編の4つの時期に区分し、地主兼営副業型酒造業を主な対象として、酒造業政策、酒造技術、酒造経営(形態)を指標として近代日本の清酒醸造業の展開過程を実証的に検討する。近代酒造業の発展史について、単に資本主義的発展の遅れの問題を指摘するのでなく、日本国家財政上における酒造業発展の意義の積極的な把握を試みる。

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