OECD世界開発白書: 四速世界における富のシフト

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明石書店, 2011 - Reference - 209 pages
OECD開発センターから新刊書として発刊される年報の第1巻。中国、インドに代表される開発途上大国の経済的台頭が貧困国に及ぼす影響に特に焦点を当て、過去20年間の世界経済における原動力の変遷を検証している。世界経済の資産と諸フローにおける新たなパターンを詳述し、「南南」関係の強まり、すなわち貿易、援助、海外直接投資を通じた開発途上国間の相互作用の拡大を浮き彫りにした。こうした変化が開発及び開発政策にどのような意味を持っているか。国家及び国際、両レベルでの政策対応の可能性を検討している。

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