和泉式部日記

Front Cover
岩波書店, 1981 - Authors, Japanese - 138 pages
ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる。愛する男を失った式部が、神の力によって悩める魂を鎮めるべく貴船神社に詣でた折の歌である。この日記は、多くの男性遍歴の中で、とりわけ深い愛情を捧げた帥の宮との恋愛生活を、宮との贈答歌を中心に叙述したもの。式部は恋の彷徨者であるとともに天性の詩人でもあった。

From inside the book

 

Other editions - View all

和泉式部日記
和泉式部
Snippet view - 1977
和泉式部日記
和泉式部
Snippet view - 1986
和泉式部日記
和泉式部
No preview available - 1971
View all »

Common terms and phrases

きこ たま あっ あはれ あら あり いかに いと いふ うか うち おぼし かく かな ける けれ けれど こそ ごと ころ させ給 さま すれ たま たり たる たれ つる つれ という とも なか ながめ ながら なき なし など なり なる なれ なん にし により ぬる ぬれ のみ ばかり ふと べき へり ほか ほど まし まして ます まだ まで やう ゆる より られ られる らん われ 応永 歌集 改め 御覧 今日 三条 参り 思い 思ひ 思ひ給 思ふ 思わ 心地 親王 世の中 底本 同じ 物語 聞え 聞えさせ 明かし 和泉式部

Bibliographic information

Title和泉式部日記
岩波文庫 黄17-1
羣書類從 / [塙] 保己一集
Authors和泉式部, 清水文雄
Editor清水文雄
Publisher岩波書店, 1981
ISBN4003001710, 9784003001714
Length138 pages
  
Export CitationBiBTeX EndNote RefMan