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グティエレスの「無国境」はメキシコからの長期にわたる合衆国南西部への流入がメキシコ系アメリカ人のアイデンティティ形成に大きな影響を与え、さらには60年代のメキシコ人の流入がチカノ運動にも影響を与えたことを論じている。従来の研究がこのメキシコ人の流入がチカノ運動に影響を与えたことを過少評価してきた。
メキシコ人の流入は、メキシコ系アメリカ人に「微妙な態度」ambivalent attitudeを与えた。一般的に、メキシコ人の流入は、メキシコ系が達成してきた成果に悪影響を与えると信じられてきた。他方では、同じ伝統文化や慣習を共有する「仲間」であるという意識がある。歴史的には、戦時に開始されその後も長期に継続された「ブラセロ計画」による大量のメキシコ人の流入がメキシコ系のコミュニティに与えた悪影響は、メキシコ系の記憶に残っている。
サッセンは新しいグローバル経済の形成がメキシコから合衆国への移民の流入に影響を与えたことを論じている。とくに、60年代中ころからの国境工業化計画(BIP)が移民の流入を促進したことを指摘する。
 


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