フィクションの機構

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ひつじ書房, Feb 27, 2015 - Japanese language - 412 pages
言語は根元的に虚構であり、文芸の虚構はその延長線上に実現される。この根元的虚構論の立場から、「嘘と虚構のあいだ」「近代小説と自由間接表現」「第二次テクストと翻訳」「カルチュラル・スタディーズとの節合」「認知文芸学の星座的構想」「無限の解釈過程と映像の虚構論」「故郷・異郷・虚構」など未解決の課題に答え、横光利一・太宰治・村上春樹の小説、安西冬衛・谷川俊太郎・松浦寿輝の詩、今井正の映画について論じる。

Bibliographic information

Titleフィクションの機構
Author中村三春
Publisherひつじ書房, 2015
ISBN4894767465, 9784894767461
Length412 pages
  
Export CitationBiBTeX EndNote RefMan