発達障害と子どもの生きる力

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金剛出版, Sep 30, 2009 - Reference - 197 pages
本書は、臨床および異分野の専門家と行ってきたさまざまな活動を通して、子どもを総体的にとらえようと考え続けてきた筆者の初めての論文集である。第1部は、子どもとその発達に関するものである。脳科学はもちろん、心理学や霊長類学、ロボット工学など、学際的な観点から現代の子どもを読み解いていく。第2部は発達障害についての論考が中心である。発達障害児への薬物治療の現状や、自閉症児の言葉の言語学的な観点からの検討、アスペルガー症候群と非言語性学習障害の異同など、一歩踏み込んだ内容となっている。

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