子どものやる気を引き出す7つのしつもん: スポーツメンタルコーチに学ぶ!

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旬報社, May 1, 2017 - Family & Relationships - 200 pages
1日1回の“問いかけ”で子どもたちが変わる! 子どもたちの意欲を引き出し、持っている能力を生かすための、今注目の質問技術。スポーツ指導に、教育現場に、親子のコミュニケーションに!

子どもたちが、自ら考えて、自ら動けるようになる。
そのために、今日からできる私たち大人の関わり方。
一日一回の“問いかけ”によって、子どもが変わる。
家庭でのコミュニケーションに、学校の授業に、スポーツ指導に役立つ事例と秘訣が満載。
あの強豪チームや学校でも実践されている、しつもんテクニック。

「子どもたちにサッカーの指導をしているけれど、なかなかな効果があらわれない。」
「息子が野球をはじめたいと言うからチームに入れたのに、やる気が見られない。」
「なんでも親まかせ、他人まかせ。自分で考えて行動しようとしない。」
サッカーや野球といったスポーツに限らず、習い事や勉強など、
子どもたちのやる気を引き出すのは難しい……。
「どうしたら、子どもたちがやる気を出してくれるんだろう?」
実はこれは、数年前までスポーツ指導の現場にいた私自身の悩みでした。
課題を解決すべく、毎日子どもたちと向き合うも思い通りにはいきません。
そんな中、ある出会いと気づきが転機となりました。

「教えることをやめる。」

教えよう、教えようとしていた自分を変え、子どもたちに効果的な“しつもん”をする。
たったそれだけで、子どもたちの目が輝き出し、みるみる能力を発揮するようになっていったのです。
この本は、スポーツの指導者、コーチ、学校の先生や保護者の方のお悩みを、
七つの“しつもん”で解決していこうという本です。
教えることをやめるってどういうこと?
どうして質問で解決できるの?
質問と“しつもん”ってなにか違いがあるの?
この本を手にとってページをめくりはじめたばかりのあなたの頭に
?マークがたくさん浮かんでいると思います。
この本を通じ、その一つひとつにお答えしていきます。
(「はじめに」より)

About the author (2017)

●著者紹介
藤代圭一(ふじしろ けいいち)
1984年名古屋市生まれ。東京都町田市で育つ。スポーツスクールのコーチとして活動後、教えるのではなく問いかけることで子どもたちのやる気を引き出し、考える力をはぐくむ“しつもんメンタルトレーニング”を考案。日本女子フットサルリーグ優勝チーム、インターハイ(サッカー)出場チームをはじめ、全国優勝から地域で1勝を目指すチームまで、さまざまなスポーツジャンルのメンタルコーチをつとめる。全国各地のスポーツチームや学校教育の現場などでワークショップを開催し、スポーツ指導者、保護者、教育関係者から「子どもたちが変わった」と高い評価を得ている。ビジョンは「1人でも多くの子どもたち・選手が、その子らしく輝く世の中をめざして」。
しつもんメンタルトレーニング http://shimt.jp/

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