ドーキンスvs.グールド

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筑摩書房, 2004 - Literary Collections - 206 pages
生物の行動パターンやありようを「利己的な遺伝子」によって説明し、適応は遺伝子の淘汰であると考えたリチャード・ドーキンス。古生物学者として大量絶滅に可能性を見いだし、進化は偶然に助けられたとして「断続平衡説」を説くスティーヴン・J・グールド。現代における進化と適応についての研究成果をさまざまな側面から公成にたどることにより、この2人の視点を徹底的に検証。論議の応酬が絶えなかった20世紀の生物進化における最大の論争に決着をつける。本邦初訳。

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