ビックリするほど素粒子がわかる本: クオークはどうして姿を見せないのか? ニュートリノはなぜ地球を突き抜けるのか?

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ソフトバンククリエイティブ, Dec 17, 2009 - Science - 216 pages
クオークはどうして姿を見せないのか? ニュートリノはなぜ地球を突き抜けるのか?

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20世紀、科学技術の進歩により、クォークとニュートリノという物質を構成している基本の要素、物の成り立ちの素粒子が判明した。ただ素粒子の本質を理解するのは、物理好きであっても、かなり難しいはず。そこで本書は、数式を使わず、絵と言葉でその本質がわかるようにまとめあげた。数ある素粒子本の入門的な位置づけをめざした本書で、ぜひ素粒子の扉を開いてほしい。

About the author (2009)

●著者紹介
江尻宏泰(えじり ひろやす)
1936年茨城県生まれ。東京大学理学部物理、同大学院卒。理学博士。東京大学、ワシントン大学、コペンハーゲン大学、カルフォニア大学客員教授、大阪大学・大学院教授、核物理研究センター長、ワシントン大学客員教授、国際高等研招聘学者、国際基督教大学記念教授、高輝度光科学研究センター参与などを歴任。専門は素粒子・核分光物理。ニュートリノ二重ベータ分光研究で島津賞。現在、大阪大学名誉教授、チェコ工科大学客員教授。おもな著書に、『絵で見る物質の究極』(講談社ブルーバックス)、『クォーク・レプトン核の世界』(裳華房)、『原子核分光』(オックスフォード、英文)などがある。

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