冷戦と開発: 自立経済建設をめぐる1950年代米韓関係

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法政大学出版局, 2018 - Reference - 386 pages
第二次大戦終結後から今日にいたる韓国経済の基本的構造は、1950年代の米国・アイゼンハワー政権および李承晩政権下の政策協議に由来する。60年代以降の国家資本主義的な開発国家化のなかで本格化した、重化学工業建設を重視する輸出向上の経済がいかに実現したのか、当時の米韓の政治外交文書や回顧録、各種刊行物をはじめとする膨大な資料を調査して跡づける労作。

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