アイヌ口承文学の認識論: 歴史の方法としてのアイヌ散文説話

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御茶の水書房, 2011 - Reference - 227 pages
アイヌ口承文学の認識論の理解なくして、アイヌ史の叙述は可能か。アイヌが経験した抑圧と自立性の関係を適切に言語化できない歴史学、すなわち文字文化の社会で形成されてきた和人の認識論の限界を見極め、異なる認識論同士の交渉の痕を繊細かつ大胆に検証する。

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