中国経済のジレンマ: 資本主義への道

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筑摩書房, 2005 - Reference - 247 pages
ダイナミックに変化を続ける中国経済。成長を謳歌する一方で、歪んだ発展が社会を蝕んでいる。国有企業の非効率な経営、拡大する所得格差、人民元の切り上げ問題など、その実態に眼を向ければ難問が山積しているのが実情だ。ジレンマに陥る「巨龍」はどこへ行こうとしているのか?本書では、実力派エコノミストとして知られる著者が、移行期にある中国の経済システムを分析する。その潜在力を冷静に見極め、グローバル大国への道を突き進む中国の未来を読む。

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