民法: 総則

Front Cover
信山社, 2000 - Reference - 290 pages
本書は、初めて「民法総則」に接する読者に理解しやすく、興味を持って学習してもらうため、各セクションの冒頭(あるいは本文中)にできるだけ「設例」を入れ、「設例」に基づいて論述を進めている。「設例」に続く本文の主要部分では、判例・通説から説き起こし、そのセクションで習得すべき基本的事項を分かりやすく説明した。より深く勉強する読者のために、必要に応じて各セクションに論点と発展・研究を設けた。論点では、各セクションにおける「重要な論点」を少数説や自説にも触れながら検討した。問題を掘り下げて発展させる必要がある場合は、発展・研究の項目で論述した。本文中にカコミ記事を挿入し、重要語句・重要概念・関連事項を解説した。また、平成12(2000)年4月1日に施行される成年後見制度に関する説明も盛り込んだ。

Bibliographic information