自立と甘えの社会学

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畠中宗一
世界思想社, 2002 - Reference - 262 pages
自立を優先する社会では、家族の情緒関係や親密な他者の愛情を確認する手立てとしての甘えの機能等を否定することによって、より高い緊張感が家庭や社会で増幅されているのではないか。家族によるメンテナンスの評価や情緒の安定に寄与する甘えの評価を通して、健康的な人間関係の再構築を支援する。

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