偽りの経済政策: 格差と停滞のアベノミクス

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岩波書店, 2017 - Reference - 208 pages
なぜ今も経済の停滞が続くのか、本当に雇用は回復したのか、金融緩和でデフレからの脱却は成功したのか、格差は広がっているのか...安倍政権と黒田日銀による経済政策を徹底検証。まやかしの「成果」のからくりを暴き、アベノミクスを鋭く批判する。その先に、経済学が果たすべき役割が見えてくる。

About the author (2017)

服部茂幸(はっとりしげゆき) 1964年大阪府生まれ 1988年京都大学経済学部経済学科卒業.96年京都大学博士(経済学) 現在─ 同志社大学商学部教授専攻─理論経済学(マクロ経済学,金融政策) 著書─『アベノミクスの終焉』(岩波新書,2014年) 『新自由主義の帰結──なぜ世界経済は停滞するのか』(岩波新書,2013年) 『危機・不安定性・資本主義──ハイマン・ミンスキーの経済学』(ミネルヴァ書房,2012年) 『日本の失敗を後追いするアメリカ──「デフレ不況」の危機』(NTT出版,2011年)ほか

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