ふしぎなニャーチカ

Front Cover
神宮館, 2021 - 32 pages
本書『ふしぎなニャーチカ』は、2018年ボローニャ国際絵本原画展の入選作品を書籍化したものです。
物語は、ふたりの姉弟が、ふわふわの毛とピンとした耳、
赤いリボンのハットが特徴的な大きな猫の「ニャーチカ」と出会うところから始まります。
空を飛び、海を泳ぐニャーチカと一緒に、お母さんへのプレゼント探しへでかけた姉弟。
果たして、素敵な贈り物は無事に見つかるのでしょうか?

どこかノスタルジックな絵は、全編リトグラフをベースにしており、
ニャーチカのミステリアスな部分や、海、空の細やかなグラデーションなどを、豊かに表現しています。
不思議な温もりやなつかしさを感じる絵で、子どもだけでなく、大人にも手にとっていただきたい一冊です。


◆リトグラフとは?
石版石や金属板の平らな版面を、油性インクを引き付ける部分と弾く部分に化学的処理で分離し、
水と油の反発作用を利用して専用のプレス機により刷る版画です。
版面に直接描いた絵を、ほぼそのまま紙に刷り取れるのが特徴です。


◆ボローニャ国際絵本原画展とは?
イタリア北部の古都ボローニャで毎年開催される絵本原画コンクール。
世界最大規模の児童書専門のブックフェアに伴って行われ、新人イラストレーターの登竜門としても知られます。

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About the author (2021)

1986 年、北海道生まれ。リトグラフ作家。
2010 年、武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻卒業。
「うたかた」「非日常」をテーマに、現実と非現実の狭間にあるものを描く。
2018 年、『ボローニャ国際絵本原画展( イタリア/Bologna)』入選。
本書『ふしぎなニャーチカ』で絵本作家デビュー。

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