みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさんむかしむかし、ある小さな町に、小さな通りがありました。その通りには小さなきいろい家があり、その家には3人のおばさんがすんでいました。みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさんです。もちろん、おばさんたちにはひとりずつ、ちゃんとしたなまえがありましたが、町の子どもたちはみんな、こうよんでいました。いつもきまって、みどりおばさんはみどりのふく、ちゃいろおばさんはちゃいろのふく、むらさきおばさんはむらさきのふくをきていたからです。これはタンポポがきいろで、リンドウがあおいのとおなじように、あたりまえのことでした。読んであげるなら5才から、自分で読むなら小学校中級から。 |
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