アメリカの多民族体制: 「民族」の創出

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五十嵐武士
東京大学出版会, 2000 - Social Science - 342 pages
アメリカ社会には、多様な民族や国の出身者の間に発生する民族的緊張や紛争を処理し、共存を可能にするしくみ、すなわち本書で言う「多民族体制」が内在しているのではないかという考えを抱くに至った。―副題を「『民族』の創出」としたのは、アメリカ社会にみられる民族集団の特性=「民族性」は、出身民族や国から継承したものばかりでなく、アメリカへ移住後、新たに創出されたものも少なくないからである。「多民族体制」には、民族性の有為転変をもたらす、ダイナミックな性格も備わっているとみることができる。―本書では民族問題を、国際関係あるいはアメリカ社会全般との関係といったマクロな観点からや、文学評論、政党、労働運動など主要な社会活動に関しても考察することによって、「多民族体制」の性格を多面的に明らかにしたい。

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Contents

二つの多文化主義とるつぼ化
15
2移民の吸収と統合
50
お 12り 5
139
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