入門考える技術・書く技術: 日本人のロジカルシンキング実践法

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ダイヤモンド社, Apr 7, 2011 - Business & Economics - 166 pages
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論理思考が難しいのは、日本語が原因だった!主語や接続詞など、日本語ならではの意外な落とし穴を明らかにしつつ、ビジネス文書からeメールまで、すぐに使えるノウハウを交えて具体的に指南。『考える技術・書く技術』の入門ガイドに最適。

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【要旨】
読み手の疑問に答えるのがビジネス文書。
【ポイント】
書く前に考える。
何をどのように書くべきかは、OPQ分析で読み手を理解する。
O(Objective):読み手の望ましい状況(目標)
P(Problem):目標と現状の差
Q(Question):OとPを踏まえた読み手の関心事項
メッセージは体言止めにしない、曖昧な表現を避ける、1文でまとめる。
論理関係があいまいな接続詞(しりてが接続詞)は避ける。
ピラミッドスキームの縦軸は結論→根拠、横軸は並列の根拠(帰納法の場合)またはロジックの流れ(演繹法の場合)。
メールは「感謝の言葉+PDF」。P(Purpose Statement)は主メッセージ、D(Detail)はその詳細・補足、F(Follow-through)は相手または自分のネクストアクション。
【キーワード】
ビジネス文書、ピラミッド、バーバラ・ミント、OPQ分析、Eメール
【レビュー】
バーバラ・ミント著『考える技術・書く技術」の入門として非常に適切。
しかし、当該書籍の解説をしている訳ではなく、その内容を理解するための基礎力を身に付ける方法を説明している。
ライティングを説明する書籍だけあって、非常に文章も全体構成も分かりやすい。
実例もくどいくらいに交えており、しっかりと理解ができるので、何となく分かった気になるだけで終わることもない。
そのように中身も充実はしているが、個人的には最後に補足的に示しているEメールの書き方「感謝の言葉+PDF」が最も秀逸と考える。
これを身に付けるだけでも本書の価値は十分にあると言える。
 

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