南原繁対話: 民族と教育

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東京大学出版会, 1966 - 260 pages
本書に収められている十篇の対話は、いずれも最近十年の間、さまざまの機会に試みられ、当時雑誌や新聞に登載されたものである。それらを通じて取り上げられているのは主として「民族」の問題である。それは単に自然的=地縁・血縁的な民族でなくして、新しいネーションとナショナリズムの理念である。その場合、決定的要因を成すものは、民族を形成する人間と文化理想である。民族の復興ないし再生は、ひとえに歴史とともに発展する自由の理念と、それを人間個性と文化の上に確立する教育の問題にかかっている。「対話」はこれらの問題をめぐって、多くのことが、その背景ないし前景として語られている。

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