反世界の夢: 日本幻想小説論

Front Cover
沖積舎, 1999 - Art - 313 pages
著者における「幻想小説」とは何かをいえば、中井英夫のいうごとく、「どんな現実主義作家よりも根強く現実を見すえ」、その凝視がまさしく「人外」だと名指されるほどの冷徹さの果てに展開される世界を描いた小説。また、書くこと自体が現実を凝視する行為であり、その行為の極点においてもはや現実なるものの意味とありようが溶解し、その様態そのものがもう一つの現実(反現実)となるような小説の時空である。1985年から1999年までの15年にわたる幻想文学的作品の論考。

From inside the book

What people are saying - Write a review

We haven't found any reviews in the usual places.

Contents

Section 1
Section 2
Section 3

1 other sections not shown

Common terms and phrases

Bibliographic information