浮かれ女盛衰記(上), Volume 3

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グーテンベルク21, 1949 - Literary Collections - 291 pages
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この小説を支えているのはヴォートランで、『ゴリオ爺さん』『幻滅』に続きこれで三回目の登場ですから、すごい悪党だというイメージを読者はもう共有している。ヴォートランはどうなるのかという興味で先を読まずにはおれません。名場面というか、見せ場というか、私のようなヴォートラン狂は、歌舞伎役者の「見得」を待つのと同じで、知っているのに、また同じ場面を心待ちにする。たとえば検事総長とヴォートランの対決のシーンがそうですし、それ以上にリュシアンの死の場面と、その死を知ったヴォートランを描くシーン。泣かされます。やはり傑作なんだと思います(山田登世子)
 

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