陶芸の文様

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青幻舎, 2006 - Ceramics - 254 pages
隆盛を誇った古九谷(一六四八~一六八八年)が絶えて凡そ二百年後、加賀・大聖寺藩(一八六五年~)は、九谷焼の復興を図るため京都より永楽和全を招請しました。本書に収録された色絵磁器の下絵(明治~大正)は、古九谷、伊万里、赤絵、色鍋島、柿右衛門のほか、中国の影響を受けたものも見受けられますが、いずれも斬新な創作性に富み、当時の流行を知ることができます。また、殖産興業政策の一環としての陶業の輸出は、欧米嗜好による作風も見られ興味深いものがあります。約二百点に亘る彩色下絵は、平面図、展開図、縁文様などで構成されており、陶芸はもとより各種工芸の資料、および近代色絵磁器の傾向を知るうえでも、貴重な資料となるでしょう。

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