Solar Trillions - Japanese Ed.

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Tony Seba, 2013 - 306 pages
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Tony Seba - Solar Trillions Solar Trillions reveals market opportunities worth $35+ trillion of the $382 trillion the world will spend in energy by 2050. Like mobile phones, personal computers and the Internet in the 80s and 90s, solar is growing exponentially and it will soon grab a large share of the energy market. The author shows immediate as well as long-term market opportunities and why science facts and tech trends make solar inevitable. Here are the seven amazing opportunities. 1: Utility Scale Solar - Desert Power: $9 trillion To provide all of America's electricity today, we would need just 100-by-100-mile square of desert. 2: Powering Industry: $7.1 trillion 24/7 solar power is here-and can reliably run factories & industry - from food processing, to pharmaceuticals to data centers. 3. Island/Village Power: $2.6 trillion Two billion people around the world, thousands of islands, and millions of villages, pay up to 10 times today's solar cost. 4: Residential Solar - Power to the People: $8.7 trillion. Solar is already cheaper than grid electricity in hundreds of markets. 5: Clean Water - Bottled Electricity: $1.5 trillion We will hit peak water before we hit peak oil. 6: Storage - Energy in a Box: $5 trillion The race for electricity storage/batteries is on. The first 24/7 solar power plant is on. Solar CSP is way ahead. 7: Smart Grid - Internet Times Ten: $6.5 trillion The eBay of the smart grid is here.
 

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この本は自然エネルギーを含めたエネルギー問題全体ををマクロとミクロな視点から記述した貴重な本です。Tony Sebaさんの調査力、記述力、高度な解析力、そしてある局面では極めてマクロな視点から書き、ある局面では細かい数字を並べると言う両面作戦で、人類がなぜ太陽エネルギーをもっと利用しないのかということを繰り返し述べています。「今地球上にあるエネルギーのインフラは14テラワットである。2050年には節約を含めて30テラワットが必要である。この差を何で埋めるのか。」という簡潔な問いかけからはじまり、そして可能なエネルギーを一つ一つ、クリーンさ、経済性、拡張可能性の3点からからミクロに検討してゆきます。風力はせいぜい2テラワット、そのほかの自然エネルギーの可能な能力は極めて少ない。そして、「原発は1千基で1テラワット、10テラワットを埋めるのには1万基必要、そんなに多くの原発を地球上に作るのか」、「太陽からは12万テラワットという莫大なエネルギーが降り注いでいるのにそれをなぜもっと利用しないのか。」と言う主張を聞いて私は愕然としました。こんなマクロな解析はこれまで聞いたことがなかったからです。クリーンで安価で拡張可能なエネルギーは太陽エネルギーしかないのだということが厭と言うほどわかります。
それに加えて、化石燃料エネルギーがいかに「ただ乗り」をしているか、を記述しています。表には出ていないが、通常の500メガワットの発電所からは年間に200万トンの炭酸ガス、13万トンの燃焼廃棄物、19万トンの汚泥、1万トンの窒素酸化物、43Kgの水銀、57Kgの砒素が出ているという。それはどこにも行くところがなく地球上に蓄積されている、などというミクロな数字を聞くとこれまた愕然とするのです。
日本では今や今後のエネルギー戦略をどうするかを決めねばならないが、どうも議論のポイントが感情的であったり、日本の経済力の問題に限られていて、本質的な人類の基本に帰る議論にはなっていないように思います。ドイツはひとつの原発が大きな事故を起したら大体いくらかかるかを計算してみたら770兆円という数字が出た。これはドイツのGDP350兆円の2倍以上になる。こんな危険を冒しても原発をやる意味があるかという議論となり、やめることとなったといいます。2022年までにすべての原発を止めると言う決断をしています。こういう議論はなぜ日本では出てこないのだろう。だからこの本を多くの人が読む必要があると思った次第です。
ぜひ少なくとも日本語への序文と第1、2章を読んでください。そして多くの皆さんにこれを広げてください。
よろしくお願いします。
松尾正人
 

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