さめびとのおんがえし

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新世研, Aug 30, 2001 - 1 pages
ある日、藤太郎は不思議な男の人と出会いました。肌は黒く、目は緑色、ほほにはぴんと立った竜のようなひげが生えていました。話を聞けばその人は、ある罪のために竜宮を追放された鮫人でした。気の毒に思った藤太郎は鮫人を自分の家の池に住まわせることにしました。さて、藤太郎は美しい少女に恋をしました。ところがその少女を妻に迎えるためには、一万個もの宝石が必要とのこと。無理と知った藤太郎は重い病に明日をも知れぬ命となってしまいました。藤太郎の死の予感に鮫人は、悲しみの余り血の涙を流しました。驚いたことにその涙はみるみる宝石に変わったのです。ラフカディオ・ハーンが晩年に採取した「鮫人の感謝」をもとにしたお話です。

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