芭蕉の風雅: あるいは虚と実について古池の一句で蕉風を揺るぎないものとし、「おくのほそ道」において「かるみ」という人生観に至った芭蕉はその後、さらに高く飛翔して風雅の世界に遊ぶ。芭蕉にとって風雅とは、いかなる境地であったのか。みずからの真骨頂と自負した蕉門歌仙を深くたずね、「虚に居て実をおこなふ」芭蕉の核心に迫る。 |
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