エネルギー市場の競争条件: ヨーロッパ天然ガス市場の経験が語る

Front Cover
白桃書房, Feb 16, 2000 - 250 pages
公益事業の民営化と自由化―北米流にいうと“ディレギュレーション”―は、1990年代に速いスピードで世界的な流れになった。90年代の終わりまでに、欧州連合のガス・電力事業自由化に関する指令は発効するに至り、加盟諸国の市場は大陸全体で競争の度合を大きく高めている。本書が刊行された当初以来、競争と自由化に向けた変化のスピードは、著者の予測を超えた速さになっている。日本の読者には、本書を通じてヨーロッパで起きたことを学んでもらえるだろう。しかし、それ以上に重要なこととして、著者は日本の人たちが競争と自由化のプロセスについての理解を深め、日本的概念にそれを写し換えることができ、日本の電力・ガス事業市場が同じような変化に向けて動くに際して、役立つものになって欲しいと願っている。競争と自由化が既存の公益事業に与える衝撃は計り知れないものがあり、伝統的な経営手法が革命的に変化するかもしれない。

What people are saying - Write a review

We haven't found any reviews in the usual places.

Bibliographic information