中世日本の外交と禅宗吉川弘文館, 2002 - 358 ページ 中世後期、外交使節として実際に渡海し通交貿易を担った禅僧を、「門派」の視角から考証し、その特徴を追究。対外交流の拠点であった博多や堺の動向を視野に入れ、当該期の外交のあり方と禅宗勢力の実態を解き明かす。 |
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... 朝鮮渡海之雑藁』(『釈天荊朝鮮国雑藁』)、『朝鮮往還日記』、『西征日記』を記した対馬の外交僧天がいる。彼については、現在のところ大甫和尚なる人物の法系に連なる京都妙心寺の禅僧であることが知られているにすぎないが(米谷均「中世後期、日本人朝鮮 ...
... 朝鮮渡海之雑藁』(『釈天荊朝鮮国雑藁』)、『朝鮮往還日記』、『西征日記』を記した対馬の外交僧天がいる。彼については、現在のところ大甫和尚なる人物の法系に連なる京都妙心寺の禅僧であることが知られているにすぎないが(米谷均「中世後期、日本人朝鮮 ...