熱帯林の保全と非木材林産物: 森を生かす知恵を探る

Front Cover
京都大学学術出版会, 2002 - 287 pages
熱帯林の消失・劣化は、今世紀に解決すべき最大の問題の一つであるが、ただ、森林での人間行為を禁止するだけでは、その解決にならない。現実には森林に頼って暮らしをたてているたくさんの人々がいるからである。その際の鍵になるのが、木を伐採することなしに収穫できる生産物、すなわち本書が提案する非木材林産物の活用である。広大な熱帯林に隠れている食料や薬剤原料、工業原料となる産物を再発見し、地域では伝統的に利用されてきたそれらの産品を、より広い市場で活用することで、地域の暮らしと森林を同時に守るのである。熱帯農学の第一人者が、その研究生活の総括として、平明な文章と豊富な写真で、熱帯林の可能性を示す。

What people are saying - Write a review

We haven't found any reviews in the usual places.

Bibliographic information