日本古典文学全集, 第 16 巻Shōgakkan, 1975 |
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... らむ」を補い読む。三大納言は。入内のしがいがないことだろう。また東宮には、右大臣の女御がお一人、断然他を圧した有様でお仕えをしていらっしゃるので、どうも競争しにくいことであるけれども、そんなことばかりもいってはおられまい。人並み以上に ...
... らむ」を補い読む。三大納言は。入内のしがいがないことだろう。また東宮には、右大臣の女御がお一人、断然他を圧した有様でお仕えをしていらっしゃるので、どうも競争しにくいことであるけれども、そんなことばかりもいってはおられまい。人並み以上に ...
88 ページ
... らむ人は、気色ばみ寄りて、人の御心ばへをも見まほらふといへるわたり、殊勝也」(細流抄)。一四さきの「さる方にて心とまりぬべく」と対照的。愛着を起こさせぬ点が道心に格好の風景であろう。仏間と一つを隔てて姫君がいる。手狭な構えである。一いかに ...
... らむ人は、気色ばみ寄りて、人の御心ばへをも見まほらふといへるわたり、殊勝也」(細流抄)。一四さきの「さる方にて心とまりぬべく」と対照的。愛着を起こさせぬ点が道心に格好の風景であろう。仏間と一つを隔てて姫君がいる。手狭な構えである。一いかに ...
150 ページ
... らむ。あやしきわざかな」と不審がった。衣を被いてしているのが中の君と 君は、薫が立腹して帰った. が見つからないので、不審がるのである。心配することもあるまい、の意。なおざりで、無責任な言葉。下に「あらむ」などを補い読む。『細流抄』は ...
... らむ。あやしきわざかな」と不審がった。衣を被いてしているのが中の君と 君は、薫が立腹して帰った. が見つからないので、不審がるのである。心配することもあるまい、の意。なおざりで、無責任な言葉。下に「あらむ」などを補い読む。『細流抄』は ...
多く使われている語句
あっ あら あり いと いらっしゃる うち きこえ けり けれども ここ こそ さき させ さま そう たい だけ たま たり たる でも という とお とも なかっ ながら なっ など なら なり なる なれ にし ばかり べき へり ほど まし ます また まで まひ やう より らむ られ られる れる ろう 阿闍梨 以下 右大臣 宇治 気持 玉鬘 近衛府 結婚 源氏 言葉 細流抄 三の宮 三光院実枝 思い 思う 思っ 思ひ 自分 実枝説 朱雀院 女御 女房たち 少将 尚侍 申しあげ 真木柱 人々 総角 大臣 大納言 中納言 椎本 柏木 姫君たち 浮舟 物語 聞こえ 兵部卿宮 明石の中宮 孟津抄 様子 落葉の宮 冷泉院 六条院 岷江入楚