世界のミュージック図鑑

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ポプラ社, 2015 - Language Arts & Disciplines - 142 pages
文字を読むだけでは音楽は伝わらない、感じてこそ音楽。豊富な写真や絵で、世界じゅうの音楽やその流れを感じることができる、画期的な音楽図鑑です。35曲入りのCDで、知らなかったジャンルの音楽にもアプローチできます。

4つのポイント
音楽家の紹介:八橋検校から現代音楽のスカルソープまで、各時代を代表する18名と3グループの音楽家を取り上げ、生涯とその音楽を解説します。
音楽の様式:さまざまな音楽の様式を解説し、それがどのように変化し広がったかを紹介します。
演奏:世界じゅうで、どんな楽器が、作品が、どのように演奏されてきたのかを紹介します。
楽器の紹介:楽器のつくりや演奏の方法、歴史や有名な演奏家について学びます。

推薦の言葉日本語版監修国立音楽大学副学長神原雅之
この原著を手にしたときの第一印象は、“広い、見える、楽しい”である。
これまでの音楽図鑑といえば、クラシック音楽の歴史をたどったものがほとんど。だが、この図鑑はかなりちがっている。守備範囲が実に広い。古い時代の音楽から現代音楽、民族音楽からコンピューター音楽まで、現代を風靡する“レディー・ガガ”まで登場してくる。
音や音楽は聴くもので、見えない。が、この図鑑は、音楽が見える。そして音や響きを聴きたくなる。子どもための音楽図鑑でありながら手かげんはない。本物を提供しようとする姿勢は、大人にも十分に手ごたえのある内容である。
読者はすぐに気づくだろう。音楽は、私たちの生活のはしばしに横たわっている。そして陰に陽に私たちの感性に語りかけ、多様な価値が投影されているのだ―─と。

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