カラー図解アメリカ版新・大学生物学の教科書

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講談社, 2021 - 464 pages
MIT(マサチューセッツ工科大学)、ハーバード大学、スタンフォード大学などアメリカの名門大学が採用する「世界基準」の教科書! シリーズ累計30万部を突破したベストセラーの完全改訂版が、11年ぶりに登場。
第1巻細胞生物学 2021年2月刊行
第2巻分子遺伝学 2021年3月刊行
第3巻生化学・分子生物学 2021年4月刊行
『カラー図解アメリカ版新・大学生物学の教科書』シリーズは、米国の生物学教科書『LIFE』(11 edition)から「細胞生物学」、「分子遺伝学」、「分子生物学」の3つの分野を抽出して翻訳したものである。『LIFE』のなかでも、この3つの分野は出色のできであり、その図版の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。図版を眺めるだけでも生物学の重要事項をおおよそ理解することができるが、その説明もまことに要領を得たもので、なおかつ奥が深い。 『LIFE』は全58章からなる教科書で、学生としての過ごし方や実験方法からエコロジーまで幅広く網羅している。世界的に名高い執筆陣を誇り、アメリカの大学教養課程における生物学の教科書として、最も信頼されていて人気が高いものである。例えばマサチューセッツ工科大学(MIT)では、一般教養科目の生物学入門の教科書に指定されており、授業はこの教科書に沿って行われているという。
本シリーズを手に取る主な読者はおそらく次の三者であろう。第一は生物学を学び始めて学校の教科書だけでは満足できない高校生。彼らにとって本書は生物学のより詳細な俯瞰図を提供してくれるだろう。第二は大学で生物学・医学を専門として学び始めた学生。彼らにとっては、生物学・医学の大海に乗り出す際の良い羅針盤となるに違いない。第三は現在のバイオテクノロジーに関心を持つが、生物学を本格的に学んだことのない社会人。彼らにとっては、本書は世に氾濫するバイオテクノロジー関連の情報を整理・理解するための良い手引書になるだろう。

【第2巻分子遺伝学】第8章細胞周期と細胞分裂/第9章遺伝、遺伝子と染色体/第10章 DNAと遺伝におけるその役割/第11章 DNAからタンパク質へ:遺伝子発現/第12章遺伝子変異と分子医学/第13章遺伝子発現の制御
【第1巻細胞生物学】 第1章生命を学ぶ/第2章生命を作る低分子とその化学/第3章タンパク質、糖質、脂質/第4章核酸と生命の起源/第5章細胞:生命の機能単位/第6章細胞膜/第7章細胞の情報伝達と多細胞性
【第3巻生化学・分子生物学】 第14章エネルギー、酵素、代謝/ 第15章化学エネルギーを獲得する経路/第16章光合成:日光からのエネルギー/第17章ゲノム/第18章組換えDNAとバイオテクノロジー /第19章遺伝子、発生、進化

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About the author (2021)

クレアモント大学教授。同大学ケック・サイエンス・センターで教鞭を執るプリツカー家財団記念教授・名誉教授。これまで生物学入門、バイオテクノロジー、生理化学、細胞生物学、分子生物学、植物生物学、癌生物学などの講座を担当し、優れた教育者に与えられるハントゥーン賞を2度受賞。著書多数。約20年にわたり、ヒト小細胞肺癌の抗癌薬多剤耐性の機序解明に注力し、臨床応用することを目指している。非常勤教授を務めるシティ・オブ・ホープ・メディカル・センターでは現在、植物由来の新たな抗癌剤の研究に取り組む。

なかむら・ちはる 1947年生まれ。京都大学農学部卒業後、米国コロラド州立大学大学院博士課程修了(Ph.D)。神戸大学農学研究科教授、同研究科長、神戸大学副学長・理事を経て同名誉教授。専門は植物遺伝学。著書・訳書に『エッセンシャル遺伝学・ゲノム科学』(化学同人、共監訳)、『遺伝学、基礎テキストシリーズ』(化学同人、編著)など。

いしざき・やすき 1955年生まれ。東京大学医学部医学科卒業後、東京大学大学院医学系研究科を修了、医学博士。生理学研究所、東京医科歯科大学、英国ロンドン大学ユニヴァシティカレッジ、神戸大学を経て、現在は群馬大学医学部長・大学院医学系研究科長、医学系研究科教授(分子細胞生物学)。編著・訳書に『イラストレイテッド生化学 原書7版』(丸善、共監訳)、『症例ファイル 生化学』(丸善、共監訳)、『カラー図解 人体の細胞生物学』(日本医事新報社、共編集)など。

こまつ・かよこ 翻訳家。早稲田大学法学部卒業。都市銀行勤務を経て、ビジネス・出版翻訳に携わる。訳書に『もうひとつの脳 ニューロンを支配する陰の主役「グリア細胞」』(講談社ブルーバックス、共訳)、『図書館巡礼 「限りなき知の館」への招待』(早川書房、翻訳

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