マルクス主義者とユダヤ問題: ある論争の歴史 1843~1943年

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マルクス・エンゲルスに始まり、カウツキーら第二インター、レーニンらロシア革命の指導者、中欧・東欧のマルクス主義者は、ユダヤ人問題を如何に位置づけたか。激化する反ユダヤ主義や深刻なユダヤ民族問題(イディッシュ文化かシオニズムか、同化か分離か)に対し、公式的発展史観に立つマルクス主義はしばしば有効な方針を打ち出せなかった。ヒトラーのユダヤ人虐殺に至る歴史の中で、トロツキー、ローザ、グラムシ、ベンヤミン、アブラム・レオンらは、階級闘争と民族のアイデンティティの間で独自の理論を追究し、マルクス主義の再生の方向を模索した。マルクス主義インターナショナルとユダヤ民族問題は果たして両立するのか。1843年(マルクス『ユダヤ人問題によせて』)から1943年(アウシュヴィッツ)までの論争の、苦渋にみちた追跡。

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