ふるえるからだ

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光文社, 2020 - 250 pages
四十歳の志津は、スーパーで見かけたアルバイトの大学生・理人に近づくため、同じスーパーでアルバイトを始める。夫であり、いとこでもある和仁は、仕事が忙しく、しばらく家に帰ってきていない。志津は愛する息子・晴一と風呂に入りながら、ふと晴一の性器に目をとめ、口に含みたい衝動にかられる。脳裏に浮かぶのは志津が中学生のころ、布団に忍び込んできた実父の姿だ。「わたしは血のつながりを持った人間としか交われないのか」と思う志津。ある日、和仁から「離婚しよう」というメッセージが届く。数日後、志津はバイト帰りの理人を待ち伏せし、強引に車の助手席に誘うが...。夫の不貞。父への憎悪。息子との蜜月。禁断の交わりが行き着く先は―錯綜する愛と性を描く、衝撃の問題作!

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