カトリと眠れる石の街

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講談社, 2022 - 240 pages
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第62回講談社児童文学新人賞佳作受賞作、待望の書籍化(佳作受賞作『カトリとまどろむ石の海』を改題)。
読みやすいのに読みごたえ十分! 冒険ファンタジー。

★主な内容
舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。
街の中に蔓延する眠り病の原因が、自分が住んでいる旧市街の中にあるのではとリズに指摘されたカトリは、ふたりで眠り病の原因をつきとめに行く。
患者が発生するタイミングを調べ、街の歴史を紐解きながら、眠り病の原因を探しもとめるふたり。
そのうち、旧市街が隠している「大きな秘密」がわかってきて......。
対照的なふたりが謎を解きあかす、ミステリーファンタジー!

★第62回講談社児童文学新人賞佳作

★講談社児童文学新人賞、選考委員の如月かずさ氏、大絶賛!
「選考委員の立場も忘れて夢中で読みました! 硬派なのに驚くほど読みやすく、物語の世界にいっきにひきこまれます!」

★全国の書店員さんからのアツい推薦コメントもたくさん!
「対照的な女の子コンビが駆けぬけるゴシックファンタジー! 最高のおもしろさ、保証します!」――未来屋書店有松店富田晴子
「冒頭からカトリの突きぬけた強さにしびれました!」――うさぎや矢板店山田恵理子
「原因不明の“眠り病”を阻止するため、運命に流されまいとするふたりの姿は力強くもしなやか」――ジュンク堂書店藤沢店鈴木沙織
「クライマックスには大人の私もドキドキハラハラ。ぜひシリーズ化していただきたいです!」――有隣堂町田モディ店原田明美
「私たちの足元にも謎が埋まっているかもしれないと、この物語が教えてくれる」――あおい書店富士店鈴木裕里
「挫折しながらもやり遂げていく姿が見えるようでした」――宮脇書店境港店林雅子
「ドキドキをも連れてくるミステリーファンタジー。大人も夢中になる本でした」――夢屋書店ピアゴ幸田店金澤成代
「すこしずつ謎が明らかになっていくその過程が本当におもしろかった!」――未来屋書店ボンベルタ成田店森川由香
「カトリとリズの、勇気と頭脳と行動力に乾杯!!」――文真堂書店ビバモール本庄店山本智子

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About the author (2022)

1992年生まれ。千葉県出身。一橋大学社会学部卒業。エディンバラ大学国際関係専攻修士課程修了。「カトリとまどろむ石の海」で第62回講談社児童文学新人賞佳作に入選。改題・改稿した本作がデビュー作となる。

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