拡散テンソル法によるヒト脳白質のMRIアトラス

Front Cover
講談社, Apr 1, 2007 - 240 pages
最近、拡散テンソル映像法(diffusion tensor imaging、DTI)と呼ばれる新しいMRI技術が開発され、白質線維束構造を高解像度(1~3mmスケール)で可視化できるようになった。本アトラスでは、このDTI技術を使って構築されたヒト脳の白質線維構造を紹介する。本書の1つの目的は、脳白質繊維構造の理解である。3次元の視覚化で全体像の把握、そして2次元の映像化で位置情報の正確な理解を目指した。もう1つの目的は、カラーマップと呼ばれる2次元の線維構造表示技術を用いて、白質構造の表示、同定を行うことにある。カラーマップは、従来のMRIでは得ることができない白質の病理所見を得ることができ、近い将来、臨床の場面で重要な診断道具となる可能性がある。しかしながら、多くの放射線科医にとってカラーマップは未だに目新しい手法であり、それを読むことができるようになるにはトレーニングが必要である。本書では、カラーマップが多くの断面方向と位置で示されている。本書が、MRIに携わる人たちにとって、DTI画像を読むためのガイダンスとなることを目指した。

What people are saying - Write a review

We haven't found any reviews in the usual places.

Bibliographic information