医療化のポリティクス: 近代医療の地平を問う

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森田洋司, 進藤雄三
学文社 (gakubunsha), 2006 - Literary Collections - 261 pages
私たちが失ったものは何か。
今、そして、これから向き合うべき問題は何か。
時代をリードする研究者たちが社会問題の最前線に挑む。

シリーズ第1巻では、現代社会において見出される「医療化」の諸相を、日本社会の実態に即して
明らかにするとともに、とくに逸脱の「医療化」に伴う「責任」配分のポリティクス、という軸から解読する。
「医療化」論の変遷をふまえたうえで、医療化がもっとも先鋭に現れているアメリカを念頭におき、
現代日本社会における「医療化」の実態を浮かび上がらせる。
また、「医療化」のもっとも論争的な問題、すなわち逸脱・問題状況の定義の変化に随伴する
社会的意味の変容と社会的処遇の変化、当事者、関係者、観衆の関係における
「責任」配分のポリティクスの位相を、具体的事例を通して鮮明に描出。
医療化の諸相と社会過程のダイナミクスならびにその所産を「ポリティクス」として捉え、
系統的・経験的分析を試みた気鋭の書。

【執筆者】
ピーター・コンラッド(序章)、進藤雄三(第1章・序章訳)、市野川容孝(第2章)、
石川憲彦(第3章)、佐藤哲彦(第4章)、井上眞理子(第5章)、心光世津子(第6章)、
斎藤環(第7章)、上野加代子(第8章)、工藤宏司(第9章)、佐々木洋子(第10章)、
小村富美子(第11章)、的場智子(第12章)、中川輝彦(第13章)、黒田浩一郎(第13章)、
田原範子(第14章)、松本訓枝(序章訳)

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