ノーベル平和賞で世の中がわかる毎年、秋になると、 「今年のノーベル平和賞は誰だろう?」と話題になります。 誰もが「受賞して当然」と考える人物が選ばれることもあれば、 多くの人が首を傾げる選考結果もあります。 ただ、この111年の歴史を見ると、 地上から戦争や紛争、貧困、疾病をなくそうと 闘ってきた人々の努力が見えてきます。 ノーベル平和賞の歴史は、 20世紀から21世紀にかけての現代史そのものであり、 平和に向けての努力を重ねた人々の熱いドラマでもあります。 本書では、 第1回受賞者の「赤十字の父」アンリ・ 現代から過去にさかのぼる形にまとめています。 ノーベル平和賞受賞者についての事典として利用することもできま 以下のようなミステリアスな事実を知る楽しさもあります! ● ●<北ベトナム>のレ・ドゥク・トが受賞を辞退した( ●あのナチス・ドイツのヒトラーが平和賞に推薦されていたって、 ●他の賞はスウェーデン王立アカデミーが選考するのに、 ●佐藤栄作元首相より前に平和賞の候補になった日本人がいた? ●高額な賞金がその後の受賞者(団体) ●アメリカのオバマ大統領はまだ大した実績もなかったのに、 ●「5億ドルでノーベル平和賞を買った」 ほか。 |