カート・ヴォネガット トラウマの詩学

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三修社, Jun 25, 2019 - Literary Collections - 378 pages

20世紀後半のアメリカで多くの読者に愛され、日本でも翻訳が多く出版され読まれている作家のひとり、カート・ヴォネガット。

本書では、第2次世界大戦のドレスデン無差別爆撃を体験したヴォネガットのトラウマとの戦いの歴史をたどりながら、その作品を包括的に批評する。

長編を出版順に論じ、ヴォネガットのトラウマとの関わりかたの変化を、多くの先行研究をもとに紐解く。

巻末には、簡明な説明を付した、豊富な文献リストを掲載。

 

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About the author (2019)

1970年生まれ。上智大学卒業。東京大学大学院修士課程、ニューヨーク州立大学バッファロー校大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。

著書に『A Faulkner Bibliography』(2004年、Center Working Papers)、『ウィリアム・フォークナーの詩学―一九三〇-一九三六』(2008年、松柏社、アメリカ学会清水博賞受賞)、『「マルタの鷹」講義』(2012年、研究社、日本推理作家協会賞受賞)、『ノワール文学講義』(2014年、研究社)、『アメリカ小説をさがして』(2017年、松柏社)、編著書に『アメリカ文学入門』(2013年、三修社)、訳書にウィリアム・フォークナー『八月の光』(2016年、岩波文庫)など。

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