ウクライナ危機後の地政学元内閣情報分析官が読み解く、目前の脅威。 【目次】 第1章揺らぐ冷戦後の国際体制 第2章世界はグレート・デプレッションに向かう 第3章内戦のリスクが高まる米国 第4章少子化と不動産バブル崩壊で衰退する中国 第5章群雄割拠の時代を日本は生き残れるのか おわりにロシアとどのように向き合っていけばよいのか 【著者プロフィール】 藤和彦 (ふじ・かずひこ) 経済産業研究所コンサルティングフェロー。1960年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。1984年に通商産業省 (現・経済産業省) 入省後、エネルギー・通商政策などに携わる。2003年から内閣官房に出向、2011年まで内閣情報分析官としてエコノミック・インテリジェンス活動に従事。その後も原油や天然ガス情勢が国際社会に与える影響、中国・米国・ロシアなど世界経済のリスク評価を研究している。2021年から現職。ウクライナ戦争後はグローバル・システムの変容の可能性をいち早く指摘している。著書に『原油暴落で変わる世界』『徹底図解メガ地震がやってくる!』(共著) ほか多数。 |