ある人生の門出

Front Cover
晶文社, 2004 - 269 pages
バルザック研究者のルースが、40歳になったいま、過去をふり返る。元女優の放恣な母、この母をいたわりながら愛人をもつ父。パリ留学時代の高名なフランス人教授との恋。成り行きまかせの結婚と夫の死。そして、ふたたび自分が人生の門出に立っていることを知る―。現実と文学が交錯する静かで繊細な心の風景、出会った人びとの織りなす人生のおかしみが、硬質な文章で浮かびあがる。戦後英国最高の女流作家と称されるブルックナーを世に知らしめたデビュー作。

What people are saying - Write a review

We haven't found any reviews in the usual places.

Bibliographic information