人間関係と心理臨床

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吉田圭吾
培風館, 1998 - 227 pages
人間関係は人にとって不可欠なものであるにもかかわらず、大変複雑でとらえがたい側面をもっている。そのためストレスの原因になったり、対人関係のこじれから精神的障害に至ることも多い。本書はそうした精神の臨床面に焦点を当て、それとともに治療状況におけるクライエントとセラピストの人間関係をも視野に入れて考察することを意図してまとめられたものである。こうした人間関係は、ともすれば、その背後にある個人的な心理的問題や生育歴上の発達的問題に還元して語られることが多いが、本書では人間関係を必要以上に個人の心理的問題に還元するのではなく、人間関係そのものの特質を重視して問題を論じることに力点を置いている。

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