山月記・李陵他九篇

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岩波書店, 1994 - 421 pages
三十三年余の短い一生に、珠玉の光を放つ典雅な作品を残した中島敦(1909‐42)。近代精神の屈折が祖父伝来の儒家に育ったその漢学の血脈のうちに昇華された表題作をはじめ、『西遊記』に材を取って自我の問題を掘り下げた「悟浄出世」「悟浄歎異」、また南洋への夢を紡いだ「環礁」など、彼の真面目を伝える作品11篇を収めた。

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