リベラルな多文化主義

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慶應義塾大学出版会, 2007 - Reference - 209 pages
▼ジョン・ロールズを継承する「現代リベラリズム」と「多文化主義」とを架橋する、「リベラルな多文化主義」はどこまで可能かを考察した、問題提起の書。
▼「反差別」および「国家の中立性」などを掲げ、しばしば「中立的な」普遍主義とみなされる現代リベラリズムは、文化保護政策を推進する多文化主義の理論と実践にいかに応答しうるのか。現代政治理論の難問に正面から取り組んだ意欲作。

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