日本語多義語学習辞典形容詞・副詞編: イメージでわかる言葉の意味と使い方

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アルク, 2011 - Foreign Language Study - 307 pages
最初に英語の「have」を習ったとき、ほとんどの人が「have=持っている」と覚えたと思います。しかし、学習が進むにつれて、「have」には「経験する、食べる、飲む、~させる、分かる」など、いろいろな意味があることを知り、戸惑った人も多いのではないでしょうか? この「have」のように、いろいろな意味を持つ語を「多義語」と言いますが、もちろん日本語にも多義語があり、日本語学習者にとってもこの多義語の学習は困難なものになっています。

例えば、「さむい」という語ですが、“今年の冬はとても寒い”のように「気温が低い」という意味は授業や参考書などで最初に習うと思います。しかし他にも、“恐ろしさで背筋が寒くなった”のような「恐怖でぞっとする」、“独身生活は心が寒くなる”のような「なんとなく寂しい・悲しい」、“政府のお寒い政策にはあきれる”のような「中身が少なくて貧弱だ」、“あの芸人のコントは寒い”のような「おもしろくない」といった意味があります。しかし、これらの意味を日本語学習者が習う機会はあまりありません。このような多義語を体系的に学習し表現の幅を広げることが、さらに上のレベルに進む重要なポイントになっているのです。

本書は『日本語多義語学習辞典名詞編』に続く第二弾で、主に初級で学習する基本形容詞・副詞のうち多義性の強い84語を選び、多義の構造をネットワーク図で示します。また、イラストとともにそれぞれの意味を説明しますので、イメージで多義語を理解できるようになっています。日本語学習者、日本語教師、ともにお勧めです。

英語・韓国語・中国語訳付き

●レベル:日本語学習中上級

【編著】今井新悟プロフィール
筑波大学大学院教授
 

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Contents

本書の構成
6
あお
22
かこ
96
さそ
150
たと
182
なの
217
はほ
224
まも
257
やよ
270
らろ
297
300
奥付
308
Copyright

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