二重らせんのスイッチ

Front Cover
祥伝社, 2022 - 346 pages
0 Reviews
Reviews aren't verified, but Google checks for and removes fake content when it's identified
「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」。2015年2月、桐谷雅樹の“日常”は脆くも崩れた。渋谷区松涛の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言...。すべては雅樹による犯行を示唆していた。やはり俺が犯人なのか―自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった。

What people are saying - Write a review

We haven't found any reviews in the usual places.

About the author (2022)

1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。大学在学中、第13回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞。2015年『いなくなった私へ』で作家デビュー。清冽な筆致と驚きに溢れた構成で一躍注目作家に。21年『十の輪をくぐる』が第42回吉川英治文学新人賞候補。22年『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞を受賞。他の著作に『あなたのいない記憶』『あの日の交換日記』など。

Bibliographic information