日本漢文学史論考 |
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... 日本語の「なみ」を表わすということにすれば、これで日本語は「なみ」を表わす文字を得たわけだが、同時にその音が「ハ」であることを知ると、これを日本語の仮名としての「は」に使おうとする。すると、「波」は、「なみ」と「は」と、どっちを表わして ...
... 日本語の「なみ」を表わすということにすれば、これで日本語は「なみ」を表わす文字を得たわけだが、同時にその音が「ハ」であることを知ると、これを日本語の仮名としての「は」に使おうとする。すると、「波」は、「なみ」と「は」と、どっちを表わして ...
Page 57
... 日本書紀となり懐風藻となり、着々と成果を挙げる方向に進んでいたし、又、日本文の方も音仮名を次第に日本語の全音節にゆきわたらせ、百済系の帰化人の不得意とした濁音仮名も古事記や万葉が整備すると、これ、独自の途を歩みはじめ、ついに続日本紀の ...
... 日本書紀となり懐風藻となり、着々と成果を挙げる方向に進んでいたし、又、日本文の方も音仮名を次第に日本語の全音節にゆきわたらせ、百済系の帰化人の不得意とした濁音仮名も古事記や万葉が整備すると、これ、独自の途を歩みはじめ、ついに続日本紀の ...
Page 551
... 日本思想大系「貝原益軒・室鳩巣」による)。この三者の比較に見るとき、東山に於いて木斎の考え方が極めて直截に肯定されて ... 日本ノ神道モ孔子大易象傳ニ於テ聖人以神道而設而天下服スト仰セ置レタル神道ト一理ニシテニツアルニ非ス。凡ソ天ノ覆フ所地 ...
... 日本思想大系「貝原益軒・室鳩巣」による)。この三者の比較に見るとき、東山に於いて木斎の考え方が極めて直截に肯定されて ... 日本ノ神道モ孔子大易象傳ニ於テ聖人以神道而設而天下服スト仰セ置レタル神道ト一理ニシテニツアルニ非ス。凡ソ天ノ覆フ所地 ...