《教師》という仕事=ワーク

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永井聖二, 古賀正義
学文社, 2000 - 239 pages
本書のテーマは、書名が示すとおり「教師の仕事」である。教師の質をめぐる論議は、学校教育制度の成立以来、いつの時代にも人々の関心を集めてきた。しかし、今日ほどこの問題が社会の関心事であり、大量の言説が流布されることはかつてない。そして、今日の教師についての言説の多くは、いたずらに教師が生徒の立場にたつことを強調するものであったり、教師のおかれているさまざまな制度的な条件を顧ることがなかったり、あるいはまったく社会的現実性を欠いたものであったりする。そこに共通するものは、社会の構造的な変化のなかで(あるいは変化にもかかわらず)教師がいかなる教育的行為をなしているのかを検討する視点を欠くことである。本書が、こうした今日の教師論の問題点を克服することに多少とも貢献することができるならば、私たちの幸い、これにすぎるものはない。

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