臨床実践としてのコミュニティ・アプローチ

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金剛出版, 2009 - 229 pages
学生相談やスクールカウンセリングを変える「臨床心理学的コミュニティ・エンパワメント・アプローチ」。これは、問題を周囲の人々との関係の中で捉え彼らに働きかける、狭義のカウンセリングの技法にこだわらず多様な方法を用いる、問題解決に際してクライエント本人の力を重視する、というもの。既存のいくつかのアプローチを、よいところはそのままに統合・発展させ、個からネットワーク、支援システムまでを視野に入れて、日に日に増す「こころの健康」へのニードに応えようとする斬新な方法である。コミュニティ臨床心理学は、多職種とどう協働していくか、ということを含み、これは臨床心理士に限らず、あらゆる援助職や学校関係者がもちたいと願っている力ではないだろうか。統合失調症の大学生、DV被害の女子学生、問題行動がめだつ中学生、学力低下の大学生、教師のハラスメントが発覚した高校...筆者の経験した多様な事例を読みながら、「個の変容」と、「個と環境の適合」の両方をしなやかに援助するhow toを、学べる1冊。

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