雪旅籠

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東京創元社, Jul 22, 2020 - Fiction - 302 pages

同心親子の事件帳

桜田門外の変を巡る冤罪、

雪密室の謎、切腹人の殺害――

移りゆく時代を端正に描いた傑作時代ミステリ

滋味溢れる筆致で描く八つの謎



江戸時代末期、北町奉行所定町廻り同心の戸田惣左衛門は、若かりし日より悪人の捕縛や吟味に辣腕を振るい、『八丁堀の鷹』と謳われてきた。妻に先立たれ、園芸と囲碁を趣味にする惣左衛門と、やり手の父親を持ちながらどうにも気弱な息子清之介。対照的な同心親子が、時代に翻弄されながらも、遭遇した謎に真摯に対峙する。大老井伊直弼が暗殺された桜田門外の変を題材にした「逃げ水」、雪に閉ざされた旅籠での殺人事件の謎を描く表題作「雪旅籠」など全八編。惣左衛門親子に加え、惣左衛門の後添えとなる花魁お糸の推理もますます冴え渡る。時代ミステリ『恋牡丹』姉妹編、登場。


【収録作】

「埋み火」

「逃げ水」

「神隠し」

「島抜け」

「出養生」

「雪旅籠」

「天狗松」

「夕間暮」

後書き

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About the author (2020)

1963年東京生まれ。早稲田大学卒。2017年鮎川哲也賞に投じた『恋牡丹』が最終候補作となり、デビュー。

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